決算整理(売上原価の算定・見越繰延計上)

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夢乃の会計ノートAccounting note

決算整理(売上原価の算定・見越繰延計上)

決算書作成前に当たり前のように行う決算整理仕訳。

 

決算整理とは

決算日時点での会社の財産状態や決算日までの1年間の業績を正しく反映する決算書の作成において必要なものである

 

具体的には以下のような処理を行う

①現金過不足の整理

②売上原価の算定

③貸倒引当金の設定

④売買目的有価証券の評価

⑤減価償却費の計上

⑥費用・収益の見越・繰延

⑦消耗品の処理       等

 

上記の中で、今回は②売上原価の算定と⑥費用・収益の見越・繰延の決算整理を行う理由についてまとめていく

売上原価の算定

 

売上原価を算定するためには

   仕入   ××  繰越商品 ××

   繰越商品 ××  仕入   ××

という会計処理を行う。

これは何を意味しているのか。

 

三分法において

決算整理前試算表の"繰越商品"は、期首の在庫を表している。

これでは正しい決算書が作れないため、仕入に振替。

期末の在庫状態を"繰越商品"にすることで、当期の正しい期末商品有高を明らかにすることが可能となる。

また、"仕入"に振替ることで、当期の売上に対する売上原価を正しく把握する事ができ、当期の正しい売上総利益を明らかにすることが可能となる。


 

【費用・収益の見越・繰延

 

見越・繰延はそれぞれ下記のような処理をする

見越:翌期に支払う予定・入金予定の費用・収益を今期分に含める

繰延:今期に支払い済み・入金済みの費用・収益を翌期分に振替る

 

なぜこのような処理をするのか

それは、最終目的である決算書は"一会計期間"を基準として作成する必要があるからである。



まとめ

 決算書を作成するにあたっての目的は

"一会計期間正しい財政状態や経営成績を明らかにすること"である。

期中仕訳では期中に行われた取引を会計処理しているため、まだ行われていない取引(=未収・未払等)や直接取引が行われたわけではないが費用計上するものなどについては会計処理が行われていていない。

そのため、それらについて決算整理をする必要があるのだ。

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