関係会社に対する債権債務

03-3226-3091

受付時間 09:30〜17:30(定休日:土日祝)

夢乃の会計ノートAccounting note

関係会社に対する債権債務

期末時点で持っている債務・債権の内訳には、親会社・子会社等の支配関係のある会社や、重要な影響を及ぼす会社との取引も含まれている。(=関係会社)その場合には、利害関係者に示すB/S上で区別をしておく必要がある。

 

表示方法は3つ

1. 独立科目表示

2. 科目別注記方式

3. 一括注記方式

 

1.2.の方法は文字のとおりなので、少々複雑な3.一括注記方式について例題を用いてまとめる。

 

【例題】

資料1

 

資料2

A社:当社が総株主の議決権の15%を所有

B社:当社が総株主の議決権の50%を所有

C社:当社が総株主の議決権の60%を所有

   (C社はA社の総株主の議決権5%を所有)

D社:当社が総株主の議決権の17%を所有

 

【B/S作成手順】

STEP1:関係会社の判定

A社:子会社であるC社の持っている議決権も含める

当社15%+C社5%=20%⇒関連会社

B社:50%超ではないので関連会社

C社:50%超なので子会社

D社:関係なし

 

STEP2:関係会社に対する債権・債務を整理

 

流動資産:200,000+150,000+300,000=650,000

投資その他の資産:5,000

流動負債:220,000+80,000=300,000

固定負債:5,000+6,000=11,000

 

STEP3:B/S・注記を作成する

 

〈貸借対照表等に関する注記〉

1. 関係会社に対する短期金銭債権650,000千円、長期金銭債権5,000千円、短期金銭債務300,000千円、長期金銭債務11,000千円である。

【まとめ】

一括注記方式では、独立科目表示のように貸借対照表の中で科目を表示するわけでも、科目別注記方式のように、注記の中で勘定科目ごとに金額を記すわけではない。各区分ごとに注記するため、勘定科目に対する区分の理解が大前提となる。

2020/9/7追加記事あり

Copyright (C) 2019 TONOSAKI ACCOUNTING FIRM All Rights Reserved.