特殊販売・基礎まとめ①

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夢乃の会計ノートAccounting note

特殊販売・基礎まとめ①

3分法・分記法・総記法

対照勘定法・手許商品区分法・修正販売基準法

回収基準・回収期限到来基準

割賦販売・未着品販売・委託販売・受託販売・試用販売

 

それぞれの考え方は、理解しているつもりだったが、

組み合わせると仕訳がすぐに出てこない。

基礎が曖昧なのが原因だろう。

ここで、一度、基礎をまとめて整理する。



①割賦販売

【例題1】

 

割賦販売利益率

前期:原価に2割の利益を加算

当期:22%

 

前期に係る割賦販売の当期回収額:750,000円

手許商品期末棚卸高:180,000円

 

<考え方>

前T/Bに「繰延売上利益」があることから、割賦販売が「修正販売基準法」ということがわかる。

 

※1 220,000÷0.2/1.2=1,320,000円

 

(繰延売上利益)125,000 (繰延売上利益戻入)125,000

(繰延売上利益控除)176,000 (繰延売上利益)176,000

 

(仕入)240,000 (繰越商品)240,000

(繰越商品)180,000 (仕入)180,000

 

【例題2】

 

期首手許商品棚卸高:240,000

期末手許所品棚卸高:180,000

 

割賦販売利益率

前期:原価に2割の利益を加算

当期:22%

 

前期に係る割賦販売の当期末未回収高:570,000

 

<考え方>

前T/Bに「割賦仮売上」があることから、割賦販売が「対照勘定法」ということがわかる。

 

 

※1 1,370,000-570,000=800,000

※2 1,340,000-240,000=1,100,000

   1,100,000÷1/1.2=1,320,000

※3 1,910,000-750,000=1,160,000

 

(仕入)1,340,000 (繰越商品)1,340,000

(繰越商品)1,279,000 (仕入)1,279,000

 

 

【まとめ】

回収期限到来基準については、

上記の考え方の「未回収」部分を「期限到来分」「未到来分」に分けて考えるだけである。

 

※赤い文字は前T/B・後T/Bともに、決算整理は行わないため、金額も変わらない。

 

例題1と例題2は同じ条件なのにもかかわらず、後T/Bの仕入(=売上原価)の金額が異なる。だが、P/L上で考えれば、最終的に利益の額は変わらない。

 

続く

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